ジューガンマイ

タカマツの子供たちは小麦粉から作ったカレーを給食に食べているらしい。週末限定1日10食【うどんの田】の角煮うどん、朝6時から行列ができるらしい。これは気になる。タイのラジオがbgmに流れる中で教えてもらった。うどんの田には天元突破なうどん巡りをした際に寄ったが、シンプルにかけうどんが美味しいお店だった。それはそうと、満腹中枢を刺激!味噌汁がぶ飲みの策は不発に終わり昨日よりもバクバクと食べああ満足、これではまるで成長したかのような言い草だがそんなことはこれっぽっちもなく寧ろ重くなるカラダ。野菜→味噌汁→米→主菜→デザート→味噌汁→主菜という腹は膨れるに膨れるが血糖値の上昇を感じさせない脳を騙すような食べ方。夜少なめ朝抜きの1日摂取カロリーだから為せる技であり、

偏食もいいところでアイスコーヒー。コーヒーで整った気分を出して、実際に整っとる。

SOUND OF COFFEE

アルバイト終わりにコーヒーを。朝日町、常磐町と巡る。barから珈琲にシフト。楽しいのは変わらない。活気のあるジャズから枕に沈むようなゆったりとしたジャズへ。bpmは二軒目の方が低いのに若い客のトークで店内は大衆居酒屋のような活気に溢れている。早口に早口でポンポンポンとトークは弾み減速することを知らない。それが寧ろbgmと調和して良い雰囲気になっているとも言えなくはない。目の前には一杯の珈琲ゼリーがただあるだけなのに気分は金晩のbarみたいで楽しくなってきた。カウンターでトマトソースのピザを左手に一切れ、冷えた瓶ビールでごくごくと喉を潤す夜。マルゲリータハイネケン。ジャズのことはちっとも詳しくないが自分の強い憧れを満たす音楽。飛行機なくても一瞬でダイナーにひとっ飛び。アメリカいいな、ダイナー。

ゴラカ

南インドのコダンプリおおもりやさんのアスパレケケラカリーCHAMABEEFMASALA付き」をランチに頂いた。コダンプリというのはスリランカでよく使われるスパイスで、魚の臭みを消したり酸味を抑えたりする効果があるらしい。別名ゴラカ。ひと月前からずっと気になっていたお店。前回来訪時は閉店していた。限られた営業日の中で今回は食事できることに感謝。店内にディスプレイされているカレー雑誌を手に取りパラパラと捲っていると、店員のお姉さんが待望のカレーを持ってこちらへやってきた。本日のメニューの説明を聞き終わり視線を彼女からお皿に映す。目に入ってくるのはパクチーとアスパラ。食欲をそそる盛りつけにテンションが上がる。サフランだろうかターメリックだろうか、黄色に着色された半球型のライス。それとビーフマサラ。いただきます。一口目、辛い。二口目、美味い。辛さと美味さがいたちごっこに舌を突き、朝起きてから何も食べて来なかった空腹の胃をスパイスがくすぐる。納得の1000円。ごちそうさまでした。店を出ると今日も食後の珈琲を求めて一休憩がてら自転車を走らせる。20分で店に着いた。初めて入るお店で目をキョロキョロさせていると店員からの案内があり注文口まで歩を進める。何を飲もうか、普段通りブレンドにしようかと一通りメニューに目を通しているとドリンクメニューの横に置かれたかき氷のPOPに目が留まる。10秒程逡巡した後、まだ夏を終わらせたくない意地が自分の中の何かを叩きかき氷に。プレミアムカカオスペシャル、1300円。1300円て。同じチョコ氷でもクリームを乗せると+500円。かき氷にしては絶対に割高だ。強気すぎないかと注文しているときも席に着いてからも何度も思った。しかし800円のクリーム無しのチョコや抹茶の氷より氷納めとなるだろう一杯だ、構わん構わんと全力を注ぐんだそうだそうだと自分を納得させること10分。氷が席に運ばれてきた。でかい。写真通りのスケールであることを確認しスプーンを手に取る。小さい紙コップに入っておまけのホットコーヒーが追加でやってきてまず氷を一口頂く。てっぺんに乗ったチョコレートアイスの周りを土星のように周ったチョコクリームがスイート。これが良い。氷より遥かに好き。だが盛り付け上これは仕方ないことなのだが、氷よりも先にアイスとクリームが無くなってしまう。氷よりもあのチョコクリームをまだ食べていたいというモヤモヤした気持ちを胸の辺りに残したまま、少々辟易しつつ溶けかけた氷を口に運ぶ。終いには唯一氷が残ったグラスをただジッと見つめてひたすら救う。これではフードファイターみたいだ。完食。空のグラスを目の前にして腹十分目のお腹と1300円という数字に罪悪感を感じつつ店を後にする。こうは言っていてもまた飲みに来たいと思う美味いコーヒーだった。チョコレートもgood。だが氷は水ということで大量の水分で腹はタプタプである。今日は珈琲を二軒ハシゴできればなという考えは遠い青空の彼方に消えていった。なんだかなとコーヒーショップのすぐ側で営業しているセカンドストリートにやるせなく寄る。まあ服だらけ。古着の取り扱っている数の多さに仰天する。次に服を買い替えるときは大体ここで済ませられるんじゃないかという位の魅力的な品々が工場のように規則正しく陳列されている。ふらっと寄った割の想像を超えた世界でカラダをワクワクさせてお出かけを終える。帰宅。またクリント・イーストウッドの映画を観る。すっかり彼に虜になっている。「硫黄島からの手紙」「ダーティー・ハリー1」「ダーティー・ハリー2」。雲一つ無い快晴の空がベランダの向こうに広がっていようと、斜光カーテンを閉め切った真っ暗な部屋で昼の3時から映画を観ることに後ろめたさを感じないのは外出自粛ムーヴのおかげ。特に惹かれないあらすじが並んだ大型シネマコンプレックスよりも、まだ観ていない名作の数多を家で観ることに充実感と倹約家の志を感じる。そう、倹約家。f:id:yuma_a:20210906172411j:image

フォード

朝7時に目覚め顔を洗いピアノを弾いた。うどんの口ではなくお腹も空いていなかった。だから昨晩見かけていたクリント・イーストウッド監督主演の「運び屋」を観た。その前に観た「アルカトラズからの脱出」が傑作で、今朝のも見応えがあった。クリント・イーストウッドは映るだけで画になっていた。「ミリオンダラー・ベイビー」「グラントリノ」「トゥルー・クライム」など彼が出演している映画を最近観ている。映画を観終わり時刻は飲食店が続々と暖簾を揚げ始める11時になった。スニーカーを履き意気揚々と自転車に跨り香西まで走らせた。第一志望の中華料理店は日曜を定休日に変更したらしく閉まっていた。第ニ志望の中華料理店は開いていたのでそこに落ち着いた。席に着くと目の前の壁に麻婆豆腐のPOPが貼ってあり、雑誌にも取材されたということで注文した。土鍋入り四川風麻婆豆腐。美味い。土鍋麻婆は単品だったが白米が欲しくなり追加注文した。食後にジャスミン茶のサービスがあったが、ジャスミンの味が分からないくらいに辛くごはんが進む味だった。店の雰囲気とミスマッチなオルゴールbgmと一本調子な話し方のホールスタッフを除いて満点だった。食後には珈琲。少し入り組んだ場所にあるJR予讃線沿いのコーヒースタンドにてブレンドと、ドライフルーツとナッツのヌガーグラッセを頂いた。ヌガーグラッセとは、イタリアンメレンゲと生クリームを合わせた生地に、ナッツやドライフルーツ、砂糖を煮詰めて作るヌガーと合わせて、冷やし固めたもの。らしい。ソファ席で2時間はくつろいでいたいガレージのアメリカンな雰囲気とロック。心が安らいだ。f:id:yuma_a:20210905143933j:image
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ミートソースとホワイトソース

ウェザーニュースのアプリを開くと舐めた週間天気予報が表示されうんざりした。雨、雨、雨。この雨の波が引いている頃には気温はグッと下がり朝晩は涼しく過ごせているだろう月見バーガー。卵を嫌っていた子供時代の名残から月見バーガーやエッグマフィンといった卵がメインのハンバーガーには手をつけたことが無かった。バーガーではないが、いい加減に野菜室の底で傷んできたレタスに目玉焼きを包んで口の中に詰め込む漢くさい朝ごはんを何の躊躇いもなく今朝摂ったことを思い出した。歳をとるごとに味覚は変化していることを傍観し感心する。今日も昼飯のドカ食いで圧迫されていた胃にはようやく余裕が出てきて、食べものの事を考えるのが苦にならない程度にお腹が空いている。お腹が空いたらご飯を食べるように、外出自粛の風潮下で減っていくバイタリティを取り戻すには遊ぶしかなくて、でもこんな雨じゃ思うように自転車にも乗れなくて、残念で、走りたくてもう頭がパンクして今に壊れそうとyokaze のようには言わないけれど。

10miles

カラダが目覚める午前5時。セプテンバーさん。友達にバースデーメッセージを送る。閉まっているカーテンをベッドに横になったまま片手で開ける。まだ眠い。朝ごはんを食べ顔を洗い掃除をしてピアノを弾き家を出る。10時出発。15時10分帰宅。6件のうどん屋をはしごする。〆にチーズケーキを食べホットコーヒーも飲む。胃の限界までうどんを攻め続けたことで脳内は幸せ物質で満ち満ちて、ペダルの回転速度が追い風と共に上がる。夏休みが明けたらしい小学生たちが午前で登校を終え、私服姿で歩道を歩いたり漕いだりしている。子供と自転車で溢れ賑わう近所の公園。小麦と出汁と珈琲の混ざった無茶な匂いが胃の方から込み上がってくるのを感じながら横目に通り過ぎる。しばらくうどんは食べたくないと、食べ放題で元を取りたがる人種と同様の食後感と吐き気。寝て起きたらケロっとしていて何事も無かったようにごはんを食べる。本日、チートデイ認定されました。